4/23 自然の原理と人間の営み その③

前回までは、肉食が体に及ぼす影響についてのお話でした。
今回は、肉食について、少し別の角度からのお話をしたいと思います。

みなさんは、お肉を食べるとして、いったいどれくらいの量を食べれば、満足しますか?
たくさん食べる人もいるでしょうし、小さな一切れで満足する人もいるでしょう。


ここでみなさんに、牛一頭でいったいどれくらいの食料になるかを考えてほしんですね。


聞いた話ですが、ある相撲部屋の力士たちは、一頭の牛を食べるのに一日かからないそうです。

では、その一頭の牛を育てるのに、いったいどれくらいの飼料が必要だと思いますか?
牛の食べる食料の量は、人間の数十倍です。
人間は、肉を食べるために、とても非効率的なことをやっているのです。

飼料だけではありません。一頭の牛を育てて、人間の食料とするまでには、たくさんの資源、水、土地、医薬品、人力、運送費用、道路建設、工場建設、車、トラック、その他もろもろの費用がかかります。

その他にも、動物を飼育することは、熱帯雨林の破壊、地球の温暖化、水の汚染、水不足、砂漠化、資源の浪費、そして世界的飢餓を招くと言われています。

1960年以来、中南米の25%の熱帯雨林が、牛の飼育場のために切り崩されています。
たった数百グラムのハンバーガーを作るために、17万平方メートルの森林が破壊されているのです。

アメリカのほぼ半分の量の水が、家畜の飼育に利用されています。
世界の農産物の三分の一が家畜のために利用されているんです。

そして、現在、この地球上では、毎年四千万人近くの人が餓死しているといわれています。
そのほとんどが小さな子供です。

もし、牛を飼育するための飼料や資源を、人間のための食料の生産に使われたとしたら、世界中の、飢餓で苦しむ人がいなくなるといわれているんですね。

大げさに言えば、一部の先進国の人々の食欲を満たすために、多くの人々が犠牲になっているんです。

こういったことは、みな頭では理解していると思います。
ですが、こういった事実を、直接肌で感じることが出来なければ、人間は行動に移せないんですね。

もし、飢えで苦しんでいる子供が、目の前にいれば、誰でも助けると思います。
ですが、感じることが出来ないくらい、遠い世界の話になると、人間は多くのことを忘れてしまうんですね。

多くの人に、意識を広く、高く持ってもらいたい。
常々そう思います。

でも、人間は日々進化しています。
第二次世界大戦中は、戦争が正当化されていました。

いまだに戦争はなくなりませんが、戦争がばかげた行為であることは、今や誰もが思うことです。

そして、これから人間はさらに進化していくでしょう。
進化していく過程で、人々は感じる能力が高まってくると信じています。

そうなったとき、今より素晴らしい世界、すばらしい地球が出来ていることと思います。


次回で、このブログ“最高に素敵な人生 健康編” は最終回となります。
今まで読んできてくれた皆様、どうもありがとう。

最終回をお楽しみに!
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by ietaka-karatsu | 2005-04-23 02:19 | 健康


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