私が菜食になった理由 その⑨

おいしいなんて微塵も思わなかった。大学生のときは…

ただ騒げればよかった。
サークルやクラスの飲み会。


ただ、騒ぐため、酔ってはしゃぐために飲んだ。
何十杯も…


にがくて、まずいとしか思えなかったビール。
それが、社会人になってからは、飲まずにはいられなかった。


仕事が終わってからのビールは格別だった。
缶ビールのふたを開け、のどを鳴らしながら一気に飲み干す。
これが毎日の習慣だった。


開店は午前の9時半。
閉店は深夜の12時。

まあとにかく、私の勤め先のドラッグストアは労働時間が長かったわけです。
ストレスは溜まるし、のども渇くし、腹も減る。

閉店してからやっているお店は居酒屋か牛丼屋くらい。
それかコンビニ。
それが毎日の夕食だった。

もちろん、ビールは欠かせない。

食べた後、すぐに眠くなる。
疲れているからね。

そのままガーッと寝る。
次の日の9時までに、お店に出勤。

よくこんな生活で体がもったな、と思うでしょ?

いやいや、ぜんぜんもっていなかったんですよ、よく考えてみると…

体はだるだるだった。
目に力はなく、どよんとしていて、黄ばんでた。
声に力もなく、覇気がない。
体が重く、鼻炎気味。

休みの日は一日中寝ていた。
いくら寝ても寝足りなかった。

当時は、この体が普通だと思っていた。(イヤ、恐ろしい^^)
だるいけど、毎日朝から晩まで働いているから、疲れるのはしょうがない。
こんなふうに思っていた。

ところがある日。
朝、起きると胃が痛い。

しくしくと痛む。
?と思いながらも仕事へ。

休憩時間にいつもと同じ牛丼を食べた。
すると、痛みはさらにひどくなった。

まあ、そのうち治るだろうとほっておいた。
休憩室で一服した。(当時はタバコも吸っていました^^)

すると右の肺のあたりに、ちくっと刺すような痛みが走った。
?と思いながら立ち上がった。

が、次の瞬間、床に倒れこんでしまった。

胸が痛くて、苦しい。
呼吸が出来ない。
動けない。

周りのスタッフがあわてている。
スタッフ、店の客が大騒ぎ。

気付いたときは、救急車で病院に運ばれていたのでした。

気胸と診断された。(ききょう…肺に穴が開いて呼吸が出来なくなる病気。ほっておくと死ぬ場合もある)

幸い大事には至りませんでした。
が、健康に従事する仕事の薬剤師が、救急車で運ばれる。
これにはあきれますよね、皆さん。^^

ですが、この大病が私の転機だったんですね。
これ以後、私の人生は大きく変わっていくのですが、それはまた次回に。
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by ietaka-karatsu | 2006-05-18 23:57 | 真実が隠れた!?物語


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