最終回

自分にとって、最高に素敵な人生とはなんなんだろう?



何にもしたくない。
何も望まない。
何もいらない。


家族、親戚、親、友人、妻、子供。
全部含めて、誰とも関わりたくない。



一人で静かに、ひっそりと暮らしたい。



これが心の奥底にある本心であったりする。



やろうと思えば出来なくない。
でも、本当にそれでいいのか?


何のための人生なのか?



食べる喜びを捨てた。
酒、タバコも当然やらない。



「こんなにおいしいものが食べられないなんて、かわいそーう」

「少しぐらい飲んで大丈夫だよ。何事もほどほどが大事なんじゃないの?」

「肉も魚も食べない。お酒も飲まない。そんなんで生きてて楽しいの?」


よく言われる。



ところが、捨てるものがあれば、新たに得られるのものある。
これは捨てることが出来た人にしかわからない。



私の食事内容。

基本は一日一食。
昼過ぎに食べる、簡単な菜食弁当のみ。


この食生活に変えてから、一日の食事に取られる時間が大幅に短縮された。
変えるまで気付かなかったが、準備や片付けを考えたら、一日三食だとかなりの時間が取られるものだ。

手間暇を惜しむのなら、外食ということになるが、その分お金がかかる。
一日一食なら、通常の三分の一の食費で済む。


そして、エネルギーの節約。
多くの人が理解していないが、消化に使うエネルギーはかなりのもの。


この節約できた、時間、お金、エネルギー。
毎日のことだから、積み重ねれば、かなりのものになる。
このすべてを、自分のやりたいことに注ぐことが出来る。



性欲も捨てた。
20代のころは、溺れたこともあった。
抜け出すのに相当の苦労もした。



苦労したかいあって、得られたものも大きい。



体の底から湧き出てくるエネルギー。
無敵。
不可能なことは何もない。
何でも出来る。


そんな錯覚にさえ陥る。



食欲と性欲。
これさえ捨てれば、誰でもこんな風になれるものなのか?



しかし、よく考えれば、そんなものとうに手放している人が、この世に何人もいる。
その人たちにようやく並んだというだけの話だ。



さて、この体の底から湧き出てくるエネルギー。
これをどのように活かそうか。


何も望まずに、ひっそりと一人で暮らすのもいい。


けれど、湧き出てくるエネルギーを活かす。
これも悪くないかもしれない。


最高に素敵な人生が、見えてきたような気がする…
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by ietaka-karatsu | 2006-05-24 16:35


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