3/5 肝臓の話 その②

肝臓が一番ダメージを受けること。
それはなんだと思いますか?

答えは“ストレス”です。
ありきたりな答えですが、とても重要です。

東洋医学では、“肝気(かんき)がつまる”と表現します。
つまり、肝臓の“気”が詰まって、スムーズに流れない状態なんですね。

イライラしたり、落ち込んだり、憂鬱なときは、よくため息がでます。
これは、胸につっかえた“気”を、流そうとする行為なんですね。

怒りしんとう、切れる、怒鳴る人。
これは、“肝の気が逆上する”と表現します。
“頭に血がのぼる”なんかこれに近い表現ですね。

肝臓のケアで一番大切なことは、“気の流れ”なんです。
わかり易くいうと、ストレスをためないことです。

ストレスといえば、最近ではごく普通に聞かれる言葉です。
しかし、西洋医学的にストレスが体に影響を及ぼすことが認知されだしたのは、ごく最近のことなんです。

東洋では、何千年も前から“心”が体に影響を及ぼすことがわかっていたんですね。
すごいです。東洋医学は本当に奥が深くて、おもしろいです。

さて、肝心のストレスをためない方法なんですが…
今回は、まずお勧めの漢方薬を紹介します。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

これは、滞った肝臓の“気”をスムーズに流してくれます。
すごいですよね。“ストレス”に効く薬があるんですよ!
飲むと、気分がスーと楽になります。

副作用等、一切の心配は要りません。妊婦でも飲めます。←私の妻が妊娠中に飲んでました。
今も、イライラしているときに時々飲んでいます(笑)。


多くの人は、日ごろの溜まったストレスを、お酒やたばこで解消したり、ぱーと遊びに行くなどで発散していまるようですね。

“食”に走る人も少なくないようです。

しかし、どれも一時しのぎです。
お酒や“食”で、かえって肝臓を傷めてしまう人もたくさんいます。

①ストレス → ②お酒 → ③肝臓疲労 → ①に戻る

こういう悪循環に陥るパターンも多いようです。


ストレスは解消するのではなく、溜めないようにするのが一番なんです。
とういうわけで、次回はストレスを溜めない方法について、お話したいと思います。
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by ietaka-karatsu | 2005-03-05 22:01 | 健康


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