2005年 11月 23日 ( 1 )

資格と言う名の呪縛 その六

空から一枚の羽が降って来ました。
どうしてもその羽が欲しい。
しかし、その羽を掴まえようとすればするほど、その羽は逃げていってしまいます。



今回はそんなお話です。

K店長をなんとか見返してやりたい。
そのためには、まず自分も店長にならなければ…
そんな時、社内で推売コンクールが開催されると言う。

このコンクールで、優秀な成績を残して、会社に実力をアピールし、店長へのステップにしよう。私はそう考えたのでした。


推売する商品は、脂肪を減らす作用があるという漢方薬。
いかにも怪しい^^ (怪しくないです。医薬品で、今でも売っています)
この商品を売りまくりました。(^^)v


結果は、みごと社内1位。
社内どころか、全国の取扱店でも圧倒的な1位になってしまいました。(三ヶ月の販売個数)


えっ、どうやって売ったかって?


それは、またいつかお話しするとして…^^
会社から表彰されました。どこいったっけな、表彰状^^


その後は大変でした。(汗)


あれこれ売ってくれと、上司から、次々に指示が飛んできました。
その指示通り、頑張って色んな商品を売りまくりました。


けれど、私は、そのときは、店長になりたかったんですね。
店の売上を上げるアイデアも色々あったし、とにかくK店長を見返してやりたかった。


ところが、会社は売りたい商品をたくさん売ってくれる薬剤師はとても貴重らしく、なかなか店長にしてくれない。

だんだんと、推売品を売るのも疲れてきてしまったんです。
給料も別にあがらないし…

いくら推売品を売っても、店長への道にはつながらない。

でも、最初のコンクールの結果が結果だけに、販売数が少しでも減ると、「唐津さんは、最近頑張ってない!」とか言われちゃう。

別に手を抜いていたわけではないんです。
最初の結果は、120%、フルパワーの結果なんです。

けれど、会社は毎回それを求めてくる。
とっても疲れるし、いくら頑張っても、自分の望みである“店長”は見えてこない。

はー、どうしてこううまくいかないんだろう…

そんな思いで働いていました。


ここで、最初の羽の話のに戻ります。

上から降ってきた羽。
どうしてもこれが欲しい。


どうすれば、この羽が取れると思います?


掴みにいくと、羽は逃げていってしまいます。
でも、手のひらをそっと差し出すと…


いつの間にか手の上に羽があるんです!!


いつからか、私は、店長になるということに執着するのを止めました。
そして、改めて、推売品を一生懸命売りました。

与えられた目の前のことを、一生懸命こなしていたんです。


すると…

あるところから誘いが来たんです。
薬剤師兼店長として、迎えたいと。
当時の僕にとっては破格の条件で…


こうして、店長として新たな会社に移ることになるのですが…

結局、今考えると、無理な上昇志向よりも、目の前のことを一生懸命こなす。
これが何よりも大切なんだと思います。


最近は、無理矢理の上昇思考が流行りつつあるように感じます。

それよりも、与えられた目の前のことにもっと目を向ける。
そして、それを一生懸命こなしていく。
そうすれば、自然と道は開けてくる。


人生ってそんなものなのかな、なんて感じる今日この頃です^^


次回で、資格と言う名の呪縛は最後です。
最後は、私の資格に対する考えを総括したいと思います。

写真は私が売りまくった、脂肪を減らす漢方薬!!
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by ietaka-karatsu | 2005-11-23 23:42 | 真実が隠れた!?物語