カテゴリ:健康( 51 )

1/19 ダメだし栄養学 その④

「栄養つけなきゃ」
「しっかり食べないと…」

もっともらしく聞こえます。
我々はどうしても“不足”を補うことを考えがちで、“過ぎる”ことの害をあまり考えません。

ビタミンAは、摂り過ぎると有害なのをご存知ですか?
これをビタミンA過剰症と言います。

人参はビタミンAが豊富です。
では、人参をたくさん食べたら、ビタミンA過剰症になるのでしょうか。

いいえ。絶対にありえません。
だって、そうなる前に、お腹がいっぱいになって、人参を食べられなくなるからです。(その前に飽きますよね)
我々には、そういった“センサー”を、生まれたときから備わっているんです。
体の反応に素直に従えば、なにも恐れることはありません。

ところが、ビタミン剤などとして錠剤ににしてしまえば、いくらでも飲めてしまいますよね?
その結果が、過剰症ということになるのです。

ビタミン剤などのサプリメントにたよるのもいいのですが、現代は飽食の時代です。“不足”を補うことよりも、“過ぎる”ことの害を考えるべきなんです。

好きな物を好きなだけ食べられる世の中で、食い足りないなんてことはありえません。
我々凡人は、おなかいっぱいでも、目の前に果物やデザートがあれば、つい手を出してしまいます。

「しっかり食べなきゃ」
「栄養つけないと」

おかしくないですか?
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by ietaka-karatsu | 2005-01-20 02:52 | 健康

1/18 ダメだし栄養学 その③

前回、栄養学は“口に入る前の食べ物の分析”という話をしました。

これを頭において考えてほしいんです。

分析するだけなら、どんな食べ物にも栄養素は含まれていますよね?
ハンバーガーやアイスクリーム、カップラーメンにだって、当然栄養素は含まれています。
つまり、どんな食べ物でも、情報操作、宣伝により、何とでも言えちゃうんです。

例えば、脳の働きには“糖分”が不可欠です。だから、「脳には甘いものがいい」なんて情報があります。
では、チョコレートをたくさん食べれば、脳にいいのでしょうか。チョコレートで頭がよくなりますか?
砂糖の摂りすぎが良くないのは誰でもわかると思いますが、「脳には甘い物がいい」なんて言われると、たまには摂った方がいいのかな、という気になってきませんか?

“糖分”は砂糖だけではありません。穀物、イモ類、果実、豆類、その他たくさんの物に含まれている、ということです。

いつだったか忘れましたが、超有名健康番組で“ハムに含まれるあぶら”は体にいい、ということを放送していました。
ハムの脂には、アラキドン酸という成分が含まれていて…以下省略。

はっきり言って、むちゃくちゃな理論です。
しかし、素人の我々は、少し難しい成分名を出されると、すぐにすり込まれてしまいます。

ですから、こういう事実を知っておいてください。
宣伝や情報の裏には、メーカーや企業のたくらみが必ずあるということです。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-18 09:50 | 健康

1/16 ダメだし栄養学 その②

以前のつづきで、栄養学についてです。

栄養学の起源はドイツです。
中世のヨーロッパで、“靴屋の食事”を栄養食と決めたのが、始まりと言われています。

靴屋ですよ、靴屋!

なんの根拠も無く、かなりいいかげんな所から始まっています。
その靴屋の食事を、医学者のブルネイとフェルトが栄養食と決めた。
そして、その食事を分析したら、炭水化物、蛋白質、脂質、ビタミン、ミネラル等の成分に分けることが出来た。
それをカロリー計算して、一日約2400kカロリーが必要としただけの話なんです。

つまり、口に入る前の、食べ物を分析したにすぎません。
複雑な人体で、摂った食物がどのように吸収され、利用されるかは全く考えられていないのです。


日本人は、長い間(約一万年位の期間)穀物を食してきました。
穀物は繊維が多く、消化、吸収に時間がかかります。
だから、日本人の腸は、欧米人に比べ、2倍近く長いのです。
そこに、欧米中心の、肉や乳製品が入ると、体温で腐ります。
腸内の細菌や、消化酵素も、欧米の食事に適していなんです。

ドイツ式の栄養学を、気候も風土も文化も全く違う、日本にそのまま当てはめる時点で、すでに無理があるのです。

栄養学は、参考にする程度にすべきで、鵜呑みにするのはよくありません。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-16 12:38 | 健康

1/14 かぜ薬について

前回に続き、かぜについてお話します。

「はやめのパ○ロン」有名ですね。
かぜの時は、早めにかぜ薬を飲むのが良い、と思っている人がたくさんいます。

果たして、本当にそうなのでしょうか。
重要なので二回言います。

風邪薬は、風邪を治すためのものではない。
風邪薬は、風邪を治すためのものではない。


風邪薬は、症状を抑えるためのものです。
せき、鼻水、熱、のどの痛み、これらを抑えるだけです。

ここで、もう一度、これらの症状を良く考えてほしいんです。
どれもみなつらい症状ですが、これらはいったいどんな意味があるのでしょう?

実は、これらはみなかぜに対する防衛反応なんです。
ウイルスや細菌は、38~40℃で死にます。
せきや鼻水で、ウイルスの侵入を防ぎます。
のどの炎症は、血液を集めます。← ウイルスを退治する白血球を集める。

つまり、色々な症状は、ウイルスや細菌を退治するために、防衛反応を自分で引き起こしているんです。
それを、むやみに押さえ込んでいいものでしょうか。

特に解熱剤は注意が必要です。
高熱の場合、確かに辛いです。しかし、ウイルスもいっきに死んで行きます。
だから、かぜを早く治したければ、むやみにやたらに、熱を下げない方がいいのです。
熱を下げれば、その分かぜは長引くと思ってください。
かぜ薬もやたらに飲むものではありません。

なにもしないで、ゆっくり寝る。結局はこれが一番早く治せます。

かぜ薬は、あくまでつらい症状を楽にするために飲むものです。
むやみやたらに飲まずに、どうしても仕事を休めない、頭が痛くて眠れない、などというときに上手に利用してください。

かぜ薬にも、作用の強いもの、弱いもの、自分の治癒力を高める漢方薬等、色々あります。
私は、なるべく作用の弱いもの、漢方薬の使用をお勧めします。

次回は、ダメだし栄養学 その② をお届けします。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-14 14:03 | 健康

1/12 風邪のときの食事について

uraguchi10さんの質問にお答えして、今回は風邪のときの食事についてお話します。

いきなりぶっちゃけます。
風邪のときは、何も食べない方がいいです。

食べ物の消化は、みなさんが考えている以上に、すごくたくさんのエネルギーを使います。消化にエネルギーをロスすると、細菌やウイルスを退治する力が弱まります。

犬でも、猫でも調子が悪い時は食べないですよね。
人間も同じです。食欲だってあまりないはずです。
頭で考えて、色々やるのではなく、体の反応に素直に従えばいい。

体を温めて、ゆっくり寝る。風邪を治すのには、結局これが一番早いのです。
どうしても、おなかがすいたら、おかゆに梅干、うどんなど、消化のいいものを少なめに摂る。← おばあちゃんの知恵。

飲み物もあたたかいものにする。生姜湯なんかGOOD!
風邪の時に、“栄養を摂らなきゃ”という考えは、これまた栄養学的な、誤った考えです。
摂った栄養はすぐには利用されません。さらに、先ほどもいいましたが、消化にエネルギーを大量に奪われます。

よく薬局で、風邪薬と一緒に栄養ドリンクを飲む習慣がありますが、あれも実は、あまり良いとはいえません。

中国では、風邪のときに“体力補う生薬”を使うことは、「門をとじて、家の中に賊を残す」と例えています。
つまり、ウイルスという賊が体内に入ってきた。その賊と一生懸命戦っている。そんな最中に栄養なんか摂っている場合ではない、ということです。

さらに、生薬には、体を強烈に冷やすもの、強烈に温める物など、色々あります。
そういった、“寒熱の法則”を無視して、滋養強壮、栄養補給という考えのみで、栄養ドリンクをガンガン飲むのは、よくありません。
場合によっては、症状を悪化させます。

風邪のときは、体を温めるものを摂るのが基本です。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-12 07:37 | 健康

1/10 ダメだし栄養学 その①

現在の(食品に関する)健康情報は、みな栄養学が元になっています。

○○という食品を摂ったら、~病が治った!
~という成分が、あなたを若返らせる!
ビタミン○○をとれば、~が改善される。
などなど。

でもね、よーく考えてください。
これらは、病気や色々な症状を、ぱっと治してくれる、魔法の薬ではないのです。
食品です。単なる“食べ物”なんですよ。

つまりいくら体に良い物を摂ったとしても、体に悪いものを止めなければ、なんの意味もないということです。

ぐちゃぐちゃのごみだらけの部屋に、きれいなバラの花を飾っても、「うわー、きれい!」とは、誰も感じないのと同じことです。

テレビや雑誌の健康情報が、全てウソだとは言いません。
参考にする程度なら良いのですが、情報を鵜呑みにして、「効いた!効かない!」と論議するのは、ばかげていると思いませんか?

その前に、ごみだらけの部屋を掃除しましょう。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-10 11:02 | 健康

1/7 腎臓の話 その5

腎臓の話は、今回が最後です。

最後は、腎機能をアップする食べ物、薬についてお話します。

まずは食べ物。
キーワードは、“生命力のある食べ物”です。

生命力のある食べ物=生命の源になる食べ物、ということです。
たとえば、豆類、穀物、果物類、きのこ類等です。

豆類や穀物は、蒔けばそこから芽がでます。つまり、生命の源です。
果実も種を含み、新しい生命を生み出す元です。

豆の形は、腎臓の形によく似ていますよね。
より自然に近い、“生命の源”になる食べ物が、腎機能を高めることになります。
逆に、動物の肉片(動物の死骸)、人間の手が加わった加工品(インスタント物)などの“死んだ食べ物”は、腎機能にダメージを与えます。

なにも難しいことはありません。
出来るだけ自然に近い食品を多くすればいいのです。
つまり、野菜、穀物、豆類、海藻類を増やし、肉類、魚類、卵、乳製品、インスタント食品を控えればいいのです。

少しくらいなら…という人がいますが、毎日の食事です。
ほんの僅かでも体内に取り込めば、一日3食ですから、一月、一年、と経てば、摂取する量は大変なものになります。
後者の食事は、限りなくゼロに近いほど腎にとってはいいのです。

栄養的に大丈夫なの?
よく聞かれます。
ドイツ発の栄養学は、口に入る前の分析にすぎません。口に入った後、どのように利用され、どのように排泄されるかは全く考えられていません。
栄養学については、またいつか詳しく取り上げたいと思います。

簡単にいえば、馬でも象でも、草しか食べないのにあんなに大きくなるということです。
栄養的に足りないということは全くありません。

蛋白質は、アミノ酸に分解されて吸収されます。
つまり、アミノ酸をしっかり取れば、無理に蛋白質をとる必要は全くないということです。
そして、アミノ酸は、植物にも充分に含まれています。

腎機能を高める、一番のお勧めの食品は“黒豆”です。
短期間で腎機能を回復させたい方は、毎日コップ一杯、“黒豆の煮た汁”を飲んでください。とても有効です。

最後に、腎機能を高める、一番お勧めの薬は、漢方薬の“六味丸”(ろくみがん)です。とても有効です。(注意、八味地黄丸ではありません)

この薬は、健康な方が毎日飲んでも全く影響がないので、毎日飲むことをお勧めします。
私も毎日飲んでいます。

それでは、本日はここまで。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-07 07:52 | 健康

1/4 腎臓の話 その4

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願いします。

さて、日にちがあいてしまいましたが、前回の続きです。

腎臓=生命の源 
腎臓に負担をかける行為は、自らの生命を削ることと同じ、という話でした。
そして、腎臓に負担がかかる行為を解説しました。

今回は、腎機能を維持するための、具体的な方法について解説します。

腎の機能を回復させる一番の方法は、睡眠です。
腎臓と睡眠はとても深い関係にあります。
その1でもお話しましたが、腎機能が低下している人は、睡眠の“質”が乱れます。

いくら寝ても寝たりない、寝つきが悪い、眠りが浅くすぐに目がさめる、夜中にトイレに起きる
などなど。

まずは、全体的な睡眠時間を増やすことです。
一度にたくさんの睡眠時間をとる必要はありません。昼寝を含めて、こまめに睡眠時間を確保しましょう。15分程度でもかまいません。眠いときに寝る、これが一番効果的です。

そして、もう一つの条件。
夜の睡眠の時は、空腹で寝ること。
これ、重要です。
内臓の機能は、睡眠時に回復します。体内に未消化物があると、内蔵を休めることが出来ません。寝る4~5時間前からは、物を食べないことです。

“寝る間も惜しんで仕事したい”
こういう人もいると思いますが、まずは腎の機能を回復させることを優先させてください。

腎臓の機能を回復させることで、徐々に睡眠時間が少なくても平気な体になってきます。
睡眠の質が高まるからです。

成功者に睡眠時間が少ない人が多いのは、やはり、腎臓の機能に関係があるようですね。

腎臓の話は、次回が最後です。
最後は、腎を補う食べ物、薬についてお話します。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-04 15:58 | 健康

12/31 腎臓の話 その3

前回は、腎臓に負担をかける行為 → 過度の性的行為
についてお話しました。
今回は、もう一つ、腎臓に負担をかける重要なお話です。

ズバリ、肉が多い(動物性のたん白質)食事は、腎臓に大きな負担をかけます。

現代人の食生活は、たん白質が多すぎです。
過剰な蛋白質は、分解して捨てるのに、肝臓、腎臓に大きな負担をかけます。

肉食獣のような、生活をしている人がいますが、そういう人は、腎臓にかなりの負担がかかっています。
動物の世界でも、肉食獣はみな体力がなく短命、そして凶暴です。逆に草食動物はみな体力があり、癒し系で長生きです。

人間も例外ではなく、肉が多い食生活は、切れやすく、落ち着きのない性格を作り、体力、生命力に乏しくなります。
性欲をはじめとする、欲望も増長します。

野菜、海藻類、果物類を増やし、蛋白質も出来るだけ、植物のものを利用しましょう。

もし、成功を目指すのであれば、その条件の一つに、“体力”も含まれるはずです。
草食動物に近い食生活をすれば、体力、集中力、記憶力、気持ちのコントロールする力、その他、たくさんのメリットを得ることが出来ます。

成功の条件として、食生活は重要です!
こういったところも、気を配れるかで、回りとの差がついてきます。

成功している人の多くは、食にあまり執着がないように見えるのは、偶然ではないようです。



本日が、今年最後の投稿となります。
このブログを尋ねてくださった方、本当にありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いします。 カラツ
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by ietaka-karatsu | 2004-12-31 02:31 | 健康

12/28 腎臓の話 その2

前回の続きです。

腎臓 = 生命の源 という話をしました。

つまり、腎臓を酷使することは、自らの生命を削っているのと同じです。

[腎臓に負担をかける行為その1 過度な性的行為]

性的な行為は、腎臓に負担をかけます。
東洋医学ではごく普通の話ですが、西洋医学一辺倒の日本では、この考えはまだまだ一般的ではありません。

性行為は、自らの命を削り、新しい生命を作り出すということです。
過度な行いは、老化を早め、腰痛、ひざ痛、薄毛など、前回話した症状を引き起こします。
若いころの性行為過多は、老後にかなりの影響を及ぼすことに…

逆に言えば、性欲が強い人は生まれ持った“腎”の機能が高いということです。生命力が高い。

性的なエネルギーとクリエイティブなエネルギーはつながっています。
その性的なエネルギーを、性行為に使わずに、クリエイティブな方向に使えば、ものすごいパワーを発揮します。

“英雄、色を好む”という言葉があるように、創造性豊かな人は、性的なエネルギーを上手に利用しているのかもしれないですね。
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by ietaka-karatsu | 2004-12-28 16:35 | 健康