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1/31 米よりパンの方が栄養がある?

米国は第2次世界大戦後、
食糧難の日本に、援助物資として小麦粉を配給しました。

ただし、条件をつけました。
「学校の給食に使い、子供にパンを食べさせよ。」

前回のきたじまさんのコメントからの引用です。

みなさんの給食は、パンが多くなかったですか?
同時に牛乳も広まりました。
「米は繊維ばかりで栄養がない。だから、パンを食べなさい」
というのが当時の理屈です。

“栄養学”は、歴史が300年程度。言っていることがすぐに覆ります。

“繊維は栄養ではない”という見解だったのが、今では食物繊維の重要さが強調されています。
紅花油に含まれる“リノール酸”がコレステロールの除去にいいとされ、多くの人が紅花油を摂取しました。
しかし、その後、摂り過ぎが有害とされ、宣伝されることはほとんどなくなっています。

現在も、オレイン酸がいいだとか、αリノレン酸がいいだとか、魚の油がいいだとか、次々に新しい情報が出てきています。
消費者も、新旧の情報に混乱しています。
しかし、これらの新しい情報もいつ覆るのかわからないのが現状なのです。

戦後に広まった食べ物は、すべて欧米の経済政策に関連しているといえます。
健康を考える上で、こういった時代背景を知っておくのも、重要なのかもしれませんね。

次回は、“牛乳神話崩壊”をお届けします。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-31 01:25 | 健康

1/29 アメリカの思惑

アメリカ人と違って、中国人は肥満の人や生活習慣病の人がとても少ないです。

なぜだと思いますか?
中国人はあまり肉を食べません。これが大きな理由のひとつといえます。

ここで一つ注意。
日本で知られている中華料理は、むこうでは超高級料理。一部裕福な人のみが食べられるだけで、一般の人は食べていません。

そこに目をつけたアメリカは、“牛肉”を中国に売り込み、肉食を広める計画のようです。

アメリカの思惑通りに進んでほしくはないのですが、現在、経済発展中の中国は、今後肉食が根付いてくるでしょう。
そして、肥満の人や生活習慣病の人も増えてくると予想されます。

このように、資本主義、経済発展と肉食の文化は、とても関係が深いのが、よくわかりますね。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-29 16:56 | 健康

緊急報告

¥5000で参加できる、旧実践会の主藤先生のキャンペーンセミナーが、2月13日(日)に開催されます。東京です。

詳しくはこちら 
http://www.kigyoukadaigaku.com/top/campaign/index.htm

私はこれに参加します。
もし参加希望の方がいらっしゃれば、当日、会場でお会いできたらと思います。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-28 16:09

1/27 季節の物、旬の物

前々回、聖カノンさんがおっしゃっていた通り、“季節のもの、旬のもの”が体にいいというのは、おわかりかと思います。

しかし、現在のスーパーや八百屋の店頭は本当に季節感がありません。一年中、どんな野菜でも手に入ります。
ですから、みなさんに、野菜の本来の旬の季節をご提供いたします。

かぶ     10月~4月
だいこん   11月~3月
こまつな   11月~4月
ごぼう     11月~4月
れんこん   11月~4月
はくさい    12月~3月
ほうれん草  12月~3月
ねぎ      12月~3月
にんじん    一年中
にら       3月~6月、10月~11月
さやえんどう  4月~6月
キャベツ    4月~6月
いんげん   6月~9月
なす      7月~9月
きゅうり    7月~9月
とまと     7月~9月
おくら     7月~9月
かぼちゃ   7月~10月

一般的に、夏に取れるものは、体を冷やすものが多く、冬のものは保温作用を持ちます。
一昔前は、季節に応じた旬のものを料理することで、自然と陰陽のバランスが取れていたと言えます。
しかし、現代はその頃に比べると、毎日がパーティーのような食事です。
食事内容が陽性に片寄っているのならば、冬でも多少陰性食をとることをお勧めします。

トーストにソーセージ、目玉焼き
ご飯、納豆、味噌汁
パスタにサラダ
牛丼、カツ丼、天丼
てんぷらそば、うどん
チャーハンに餃子
ラーメン
カレーライス
コンビニ弁当
ハンバーグステーキにライス

どれもみな美味しそうですが、こうして並べてみると、普段我々が食している物が、いかに野菜が少ないかがわかりますよね。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-27 03:07 | 健康

1/25  食べ物の陰と陽

みなさんは、食べ物の良し悪しをどのように判断しますか?
栄養があるかないか、でしょうか。

今回は、栄養学的な分析ではなく、もう一つの食べ物の判断基準を提供したいと思います。

簡単にいうと、食べ物には、体を熱する(温める)ものと、体を冷やす(潤す)ものがあるということです。体を冷やす食べ物を陰性食、体を温めるものを陽性食と言います。(どちらでもない中性の物もある)

陽性食の代表は、※肉、魚、卵などの動物性たん白、あぶら物、味付けの濃いもの、酒、糖分などのエネルギー源です。
陰性食は、(生)野菜、果物、海藻類、豆類、酢、その他冷たいものなどです。

現代人の食生活は、陽性食にかたよっているんです。というか、かたよりすぎです。
だから、みな体内が熱を持っているのです。

体内が熱を持ってくると…

のどが渇く、唇が乾燥する、目が乾く、皮膚や肌が乾燥する、便秘(便が乾燥し固い)、上半身がほてる、下半身が冷える(上が熱いと、下は冷える)などの症状が出ます。これらを第一段階とします。

さらに症状が進むと、様々な炎症が起きてきます。第二段階。
胃炎、鼻炎、花粉症、湿疹、皮膚炎、口内炎、吹き出物、関節炎、各種凝りや痛み。

最後の第三段階は細胞性変異です。
つまり、ガン細胞ができる、ということです。

現代の食事は、高カロリーで濃厚なものが多く、野菜も季節に関係なく何でも手に入ります。
こういったことが原因で、体内の陰陽のバランスが崩れているのです。
かたよったバランスを取り戻すために、陰性食を上手に利用してください。

※ある種の肉は、体を冷やします。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-25 15:05 | 健康

1/22 身土不二(しんどふじ)

身土不二(しんどふじ)。

今日はいきなり難しい言葉からです。みなさん、この言葉の意味がわかりますでしょうか?
身体とその土地、及びその土地の食べ物は、不二であるという意味です。

極寒の地、アラスカに住むエスキモーの人々は、寒さをしのぐために、脂肪分の多い、鯨やアザラシの肉を食しています。
反対に、熱帯地方のパプアニューギニアに住む人々は、イモ類中心の食事で肉は食べないそうです。

もし、エスキモーの人々の食事と、パプアニューギニアの人々の食事を反対にしたら、どうなると思いますか?

どちらの人々も生きてはいけないでしょう。
このように、どの土地にもそれに見合った、食習慣や生活スタイルがあるのです。

我々日本には伝統的な和食文化があります。
玄米ごはん、味噌汁、漬物、野菜の煮物、納豆、豆腐、お浸し、エトセトラエトセトラ。

頭でっかちの栄養学的知識で食文化を乱すことで、かえって健康を損ねるのです。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-22 02:39 | 健康

1/19 ダメだし栄養学 その④

「栄養つけなきゃ」
「しっかり食べないと…」

もっともらしく聞こえます。
我々はどうしても“不足”を補うことを考えがちで、“過ぎる”ことの害をあまり考えません。

ビタミンAは、摂り過ぎると有害なのをご存知ですか?
これをビタミンA過剰症と言います。

人参はビタミンAが豊富です。
では、人参をたくさん食べたら、ビタミンA過剰症になるのでしょうか。

いいえ。絶対にありえません。
だって、そうなる前に、お腹がいっぱいになって、人参を食べられなくなるからです。(その前に飽きますよね)
我々には、そういった“センサー”を、生まれたときから備わっているんです。
体の反応に素直に従えば、なにも恐れることはありません。

ところが、ビタミン剤などとして錠剤ににしてしまえば、いくらでも飲めてしまいますよね?
その結果が、過剰症ということになるのです。

ビタミン剤などのサプリメントにたよるのもいいのですが、現代は飽食の時代です。“不足”を補うことよりも、“過ぎる”ことの害を考えるべきなんです。

好きな物を好きなだけ食べられる世の中で、食い足りないなんてことはありえません。
我々凡人は、おなかいっぱいでも、目の前に果物やデザートがあれば、つい手を出してしまいます。

「しっかり食べなきゃ」
「栄養つけないと」

おかしくないですか?
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by ietaka-karatsu | 2005-01-20 02:52 | 健康

1/18 ダメだし栄養学 その③

前回、栄養学は“口に入る前の食べ物の分析”という話をしました。

これを頭において考えてほしいんです。

分析するだけなら、どんな食べ物にも栄養素は含まれていますよね?
ハンバーガーやアイスクリーム、カップラーメンにだって、当然栄養素は含まれています。
つまり、どんな食べ物でも、情報操作、宣伝により、何とでも言えちゃうんです。

例えば、脳の働きには“糖分”が不可欠です。だから、「脳には甘いものがいい」なんて情報があります。
では、チョコレートをたくさん食べれば、脳にいいのでしょうか。チョコレートで頭がよくなりますか?
砂糖の摂りすぎが良くないのは誰でもわかると思いますが、「脳には甘い物がいい」なんて言われると、たまには摂った方がいいのかな、という気になってきませんか?

“糖分”は砂糖だけではありません。穀物、イモ類、果実、豆類、その他たくさんの物に含まれている、ということです。

いつだったか忘れましたが、超有名健康番組で“ハムに含まれるあぶら”は体にいい、ということを放送していました。
ハムの脂には、アラキドン酸という成分が含まれていて…以下省略。

はっきり言って、むちゃくちゃな理論です。
しかし、素人の我々は、少し難しい成分名を出されると、すぐにすり込まれてしまいます。

ですから、こういう事実を知っておいてください。
宣伝や情報の裏には、メーカーや企業のたくらみが必ずあるということです。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-18 09:50 | 健康

1/16 ダメだし栄養学 その②

以前のつづきで、栄養学についてです。

栄養学の起源はドイツです。
中世のヨーロッパで、“靴屋の食事”を栄養食と決めたのが、始まりと言われています。

靴屋ですよ、靴屋!

なんの根拠も無く、かなりいいかげんな所から始まっています。
その靴屋の食事を、医学者のブルネイとフェルトが栄養食と決めた。
そして、その食事を分析したら、炭水化物、蛋白質、脂質、ビタミン、ミネラル等の成分に分けることが出来た。
それをカロリー計算して、一日約2400kカロリーが必要としただけの話なんです。

つまり、口に入る前の、食べ物を分析したにすぎません。
複雑な人体で、摂った食物がどのように吸収され、利用されるかは全く考えられていないのです。


日本人は、長い間(約一万年位の期間)穀物を食してきました。
穀物は繊維が多く、消化、吸収に時間がかかります。
だから、日本人の腸は、欧米人に比べ、2倍近く長いのです。
そこに、欧米中心の、肉や乳製品が入ると、体温で腐ります。
腸内の細菌や、消化酵素も、欧米の食事に適していなんです。

ドイツ式の栄養学を、気候も風土も文化も全く違う、日本にそのまま当てはめる時点で、すでに無理があるのです。

栄養学は、参考にする程度にすべきで、鵜呑みにするのはよくありません。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-16 12:38 | 健康

1/14 かぜ薬について

前回に続き、かぜについてお話します。

「はやめのパ○ロン」有名ですね。
かぜの時は、早めにかぜ薬を飲むのが良い、と思っている人がたくさんいます。

果たして、本当にそうなのでしょうか。
重要なので二回言います。

風邪薬は、風邪を治すためのものではない。
風邪薬は、風邪を治すためのものではない。


風邪薬は、症状を抑えるためのものです。
せき、鼻水、熱、のどの痛み、これらを抑えるだけです。

ここで、もう一度、これらの症状を良く考えてほしいんです。
どれもみなつらい症状ですが、これらはいったいどんな意味があるのでしょう?

実は、これらはみなかぜに対する防衛反応なんです。
ウイルスや細菌は、38~40℃で死にます。
せきや鼻水で、ウイルスの侵入を防ぎます。
のどの炎症は、血液を集めます。← ウイルスを退治する白血球を集める。

つまり、色々な症状は、ウイルスや細菌を退治するために、防衛反応を自分で引き起こしているんです。
それを、むやみに押さえ込んでいいものでしょうか。

特に解熱剤は注意が必要です。
高熱の場合、確かに辛いです。しかし、ウイルスもいっきに死んで行きます。
だから、かぜを早く治したければ、むやみにやたらに、熱を下げない方がいいのです。
熱を下げれば、その分かぜは長引くと思ってください。
かぜ薬もやたらに飲むものではありません。

なにもしないで、ゆっくり寝る。結局はこれが一番早く治せます。

かぜ薬は、あくまでつらい症状を楽にするために飲むものです。
むやみやたらに飲まずに、どうしても仕事を休めない、頭が痛くて眠れない、などというときに上手に利用してください。

かぜ薬にも、作用の強いもの、弱いもの、自分の治癒力を高める漢方薬等、色々あります。
私は、なるべく作用の弱いもの、漢方薬の使用をお勧めします。

次回は、ダメだし栄養学 その② をお届けします。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-14 14:03 | 健康