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1/12 風邪のときの食事について

uraguchi10さんの質問にお答えして、今回は風邪のときの食事についてお話します。

いきなりぶっちゃけます。
風邪のときは、何も食べない方がいいです。

食べ物の消化は、みなさんが考えている以上に、すごくたくさんのエネルギーを使います。消化にエネルギーをロスすると、細菌やウイルスを退治する力が弱まります。

犬でも、猫でも調子が悪い時は食べないですよね。
人間も同じです。食欲だってあまりないはずです。
頭で考えて、色々やるのではなく、体の反応に素直に従えばいい。

体を温めて、ゆっくり寝る。風邪を治すのには、結局これが一番早いのです。
どうしても、おなかがすいたら、おかゆに梅干、うどんなど、消化のいいものを少なめに摂る。← おばあちゃんの知恵。

飲み物もあたたかいものにする。生姜湯なんかGOOD!
風邪の時に、“栄養を摂らなきゃ”という考えは、これまた栄養学的な、誤った考えです。
摂った栄養はすぐには利用されません。さらに、先ほどもいいましたが、消化にエネルギーを大量に奪われます。

よく薬局で、風邪薬と一緒に栄養ドリンクを飲む習慣がありますが、あれも実は、あまり良いとはいえません。

中国では、風邪のときに“体力補う生薬”を使うことは、「門をとじて、家の中に賊を残す」と例えています。
つまり、ウイルスという賊が体内に入ってきた。その賊と一生懸命戦っている。そんな最中に栄養なんか摂っている場合ではない、ということです。

さらに、生薬には、体を強烈に冷やすもの、強烈に温める物など、色々あります。
そういった、“寒熱の法則”を無視して、滋養強壮、栄養補給という考えのみで、栄養ドリンクをガンガン飲むのは、よくありません。
場合によっては、症状を悪化させます。

風邪のときは、体を温めるものを摂るのが基本です。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-12 07:37 | 健康

1/10 ダメだし栄養学 その①

現在の(食品に関する)健康情報は、みな栄養学が元になっています。

○○という食品を摂ったら、~病が治った!
~という成分が、あなたを若返らせる!
ビタミン○○をとれば、~が改善される。
などなど。

でもね、よーく考えてください。
これらは、病気や色々な症状を、ぱっと治してくれる、魔法の薬ではないのです。
食品です。単なる“食べ物”なんですよ。

つまりいくら体に良い物を摂ったとしても、体に悪いものを止めなければ、なんの意味もないということです。

ぐちゃぐちゃのごみだらけの部屋に、きれいなバラの花を飾っても、「うわー、きれい!」とは、誰も感じないのと同じことです。

テレビや雑誌の健康情報が、全てウソだとは言いません。
参考にする程度なら良いのですが、情報を鵜呑みにして、「効いた!効かない!」と論議するのは、ばかげていると思いませんか?

その前に、ごみだらけの部屋を掃除しましょう。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-10 11:02 | 健康

1/7 腎臓の話 その5

腎臓の話は、今回が最後です。

最後は、腎機能をアップする食べ物、薬についてお話します。

まずは食べ物。
キーワードは、“生命力のある食べ物”です。

生命力のある食べ物=生命の源になる食べ物、ということです。
たとえば、豆類、穀物、果物類、きのこ類等です。

豆類や穀物は、蒔けばそこから芽がでます。つまり、生命の源です。
果実も種を含み、新しい生命を生み出す元です。

豆の形は、腎臓の形によく似ていますよね。
より自然に近い、“生命の源”になる食べ物が、腎機能を高めることになります。
逆に、動物の肉片(動物の死骸)、人間の手が加わった加工品(インスタント物)などの“死んだ食べ物”は、腎機能にダメージを与えます。

なにも難しいことはありません。
出来るだけ自然に近い食品を多くすればいいのです。
つまり、野菜、穀物、豆類、海藻類を増やし、肉類、魚類、卵、乳製品、インスタント食品を控えればいいのです。

少しくらいなら…という人がいますが、毎日の食事です。
ほんの僅かでも体内に取り込めば、一日3食ですから、一月、一年、と経てば、摂取する量は大変なものになります。
後者の食事は、限りなくゼロに近いほど腎にとってはいいのです。

栄養的に大丈夫なの?
よく聞かれます。
ドイツ発の栄養学は、口に入る前の分析にすぎません。口に入った後、どのように利用され、どのように排泄されるかは全く考えられていません。
栄養学については、またいつか詳しく取り上げたいと思います。

簡単にいえば、馬でも象でも、草しか食べないのにあんなに大きくなるということです。
栄養的に足りないということは全くありません。

蛋白質は、アミノ酸に分解されて吸収されます。
つまり、アミノ酸をしっかり取れば、無理に蛋白質をとる必要は全くないということです。
そして、アミノ酸は、植物にも充分に含まれています。

腎機能を高める、一番のお勧めの食品は“黒豆”です。
短期間で腎機能を回復させたい方は、毎日コップ一杯、“黒豆の煮た汁”を飲んでください。とても有効です。

最後に、腎機能を高める、一番お勧めの薬は、漢方薬の“六味丸”(ろくみがん)です。とても有効です。(注意、八味地黄丸ではありません)

この薬は、健康な方が毎日飲んでも全く影響がないので、毎日飲むことをお勧めします。
私も毎日飲んでいます。

それでは、本日はここまで。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-07 07:52 | 健康

1/4 腎臓の話 その4

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願いします。

さて、日にちがあいてしまいましたが、前回の続きです。

腎臓=生命の源 
腎臓に負担をかける行為は、自らの生命を削ることと同じ、という話でした。
そして、腎臓に負担がかかる行為を解説しました。

今回は、腎機能を維持するための、具体的な方法について解説します。

腎の機能を回復させる一番の方法は、睡眠です。
腎臓と睡眠はとても深い関係にあります。
その1でもお話しましたが、腎機能が低下している人は、睡眠の“質”が乱れます。

いくら寝ても寝たりない、寝つきが悪い、眠りが浅くすぐに目がさめる、夜中にトイレに起きる
などなど。

まずは、全体的な睡眠時間を増やすことです。
一度にたくさんの睡眠時間をとる必要はありません。昼寝を含めて、こまめに睡眠時間を確保しましょう。15分程度でもかまいません。眠いときに寝る、これが一番効果的です。

そして、もう一つの条件。
夜の睡眠の時は、空腹で寝ること。
これ、重要です。
内臓の機能は、睡眠時に回復します。体内に未消化物があると、内蔵を休めることが出来ません。寝る4~5時間前からは、物を食べないことです。

“寝る間も惜しんで仕事したい”
こういう人もいると思いますが、まずは腎の機能を回復させることを優先させてください。

腎臓の機能を回復させることで、徐々に睡眠時間が少なくても平気な体になってきます。
睡眠の質が高まるからです。

成功者に睡眠時間が少ない人が多いのは、やはり、腎臓の機能に関係があるようですね。

腎臓の話は、次回が最後です。
最後は、腎を補う食べ物、薬についてお話します。
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by ietaka-karatsu | 2005-01-04 15:58 | 健康