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最終回  世界が平和になりますように…

人間の生命活動は、大自然の営みの中で成り立っています。

 「そんな大げさなことは考えずに、その日その日が楽しく過ごせればいいじゃない!」

きっとみんなそう思うでしょう。
でも、最後にみなさんに、病気になる本当の意味を考えてもらいたいんです。 
 
 
もし仮に、“病気に悩まされる”ということがなくなったとしたら、この世の中はどうなると思いますか?

もし、美味しいものを好きなだけ食べても、病気にならないとしたら?

いくら食べても病気にならないのだから、ステーキ、トロ、うなぎ、伊勢海老、かに、フカヒレ、フォアグラ、キャビア、等など、好きなものを好きなだけ食べることが出来ますね。


でも、こういった物は無限にあるわけではないですよね?みんな生き物だし。


もし、世界中の人々が、食欲のおもむくままに、上記の食べ物を好きなだけ食べたとしたら、自然界はめちゃくちゃになっちゃいます。


少ない物を求めて、争いが起きます。
小さな争いが、やがて大きな争いへとつながります。

人間は、食べ物でケンカするんですね。
私も小さいころ、ドーナッツひとつをめぐって、弟と殴り合いのケンカをしたものです。(笑)

極端な例かもしれないですが、“病気”がこの世からなくなってしまえば、大変なことになるんです。

つまり、病気になるということは、自然からの我々へのメッセージなんですね。
病気は、その人の生き方を教えてくれているんです。

病気になったら、そこから何を学ぶか。そして、どう生き方を変えるか、なんですね。



最後に、お釈迦様の言葉を紹介いたします。

「この世に、一人でも肉食の人間がいれば、戦争がなくなることはない」

この意味が理解できるでしょうか?
前回の記事の内容と合わせて考えてみてください。


これで、このブログ、“最高に素敵な人生 健康編”は終わりです。

私は、これから“自分の準備”に入ります。
準備が整ったとき、またブログを始めるかもしれません。
そのときは、また見てやってください。(準備期間は、3年くらいを予定しています。笑)


今まで、たくさんのコメントをを下さったみな様…

みなこさん、さなちんさん、いるかさん、チットさん、suikaさん、平先生、かなさん、エミイさん、きたじまさん、毎挑さん、あんちちさん、いけだまさん、聖カノンさん、片道切符さん、マクドさん、タケさん、corsicaさん、ミスターながぐつさん、富山の社長さん、ゆさん、くろんさん、oyazy44さん、ジャイアンさん、亜吏嘉さん、やまおかさん、多能五輪さん、さっちゃんさん、リオパパさん、これあきくん、ポン太さん…

本当にどうもありがとう。
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by ietaka-karatsu | 2005-04-26 00:04 | 健康

4/23 自然の原理と人間の営み その③

前回までは、肉食が体に及ぼす影響についてのお話でした。
今回は、肉食について、少し別の角度からのお話をしたいと思います。

みなさんは、お肉を食べるとして、いったいどれくらいの量を食べれば、満足しますか?
たくさん食べる人もいるでしょうし、小さな一切れで満足する人もいるでしょう。


ここでみなさんに、牛一頭でいったいどれくらいの食料になるかを考えてほしんですね。


聞いた話ですが、ある相撲部屋の力士たちは、一頭の牛を食べるのに一日かからないそうです。

では、その一頭の牛を育てるのに、いったいどれくらいの飼料が必要だと思いますか?
牛の食べる食料の量は、人間の数十倍です。
人間は、肉を食べるために、とても非効率的なことをやっているのです。

飼料だけではありません。一頭の牛を育てて、人間の食料とするまでには、たくさんの資源、水、土地、医薬品、人力、運送費用、道路建設、工場建設、車、トラック、その他もろもろの費用がかかります。

その他にも、動物を飼育することは、熱帯雨林の破壊、地球の温暖化、水の汚染、水不足、砂漠化、資源の浪費、そして世界的飢餓を招くと言われています。

1960年以来、中南米の25%の熱帯雨林が、牛の飼育場のために切り崩されています。
たった数百グラムのハンバーガーを作るために、17万平方メートルの森林が破壊されているのです。

アメリカのほぼ半分の量の水が、家畜の飼育に利用されています。
世界の農産物の三分の一が家畜のために利用されているんです。

そして、現在、この地球上では、毎年四千万人近くの人が餓死しているといわれています。
そのほとんどが小さな子供です。

もし、牛を飼育するための飼料や資源を、人間のための食料の生産に使われたとしたら、世界中の、飢餓で苦しむ人がいなくなるといわれているんですね。

大げさに言えば、一部の先進国の人々の食欲を満たすために、多くの人々が犠牲になっているんです。

こういったことは、みな頭では理解していると思います。
ですが、こういった事実を、直接肌で感じることが出来なければ、人間は行動に移せないんですね。

もし、飢えで苦しんでいる子供が、目の前にいれば、誰でも助けると思います。
ですが、感じることが出来ないくらい、遠い世界の話になると、人間は多くのことを忘れてしまうんですね。

多くの人に、意識を広く、高く持ってもらいたい。
常々そう思います。

でも、人間は日々進化しています。
第二次世界大戦中は、戦争が正当化されていました。

いまだに戦争はなくなりませんが、戦争がばかげた行為であることは、今や誰もが思うことです。

そして、これから人間はさらに進化していくでしょう。
進化していく過程で、人々は感じる能力が高まってくると信じています。

そうなったとき、今より素晴らしい世界、すばらしい地球が出来ていることと思います。


次回で、このブログ“最高に素敵な人生 健康編” は最終回となります。
今まで読んできてくれた皆様、どうもありがとう。

最終回をお楽しみに!
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by ietaka-karatsu | 2005-04-23 02:19 | 健康

4/22 自然の原理と人間の営み その②

前回の記事のような、「肉食を控えた方がいいですよ」という話をすると、必ず言われることがあります。


「肉にも栄養がある。だからバランスよく食べるのが大事」。
耳にたこです。(笑)


像は草しか食べないのに、あんなに大きくなります。
人間の頭の理屈、つまり栄養学的に見れば、とんでもない話です。

草だけですよ。しかも枯れた草!栄養があると思います?たんぱく質は?ビタミンは?
ミネラルは?

けれど、こういう話をすればさらに、「いやそうではない!」という反論が必ずきます。
知識対知識の戦いになります。こうなるときりがありません。

理屈ではなんとても言えるんです。肉食が体にいいとも、悪いとも、何とでも言えます。
ですから、最後は、自分の“感じる心”に従えばいいと思います。

中には、前回紹介した映像を見ても何も感じない人もいるでしょう。
感じても、肉食をやめようとは思わない人もたくさんいるでしょう。

それぞれでいいと思います。やがて、いろいろ感じる時がくるかもしれないですし…

前回の記事は、投げかけです。批判するのが目的ではないんです。
以前は、私も肉を食べていましたから…


大げさかもしれませんが、現在、私は他人の命を救う仕事をしています。

人の命を救おうとする人間が、他の生き物の命をうばってそれを食べる。
こんな矛盾したことはないと、いつからか感じるようになりました。

私が菜食になったのは、そのときからです。
今では、少しでも誤って動物性のものが体に入ると、体調を崩してしまうくらい敏感になりました。


「植物だって生き物。命を奪うことに変わりはない。」

こういう反論もよく受けます。
その通りです。植物も生き物です。
もちろん植物の生命をも大切にするべきです。

人間の営みは、多くの犠牲の上に成り立っています。
そのことを常に意識する必要があります。

後は相対的な問題です。
人間に近い高等動物と、植物の生命。
どちらの命をより大切にするべきかです。

高等な動物は、意識のレベルも高く、感情もあり、痛みや恐怖も感じます。
植物も意識はあるのかもしれませんが、とても低いです。

それに、植物は根まで刈らなければ、また生えてきます。
木の実や果実は、それを食べることで、その植物の繁殖の助けになります。

これも理屈では、何とでも言えます。

最後はやっぱり、自分の感情が判断基準になるんだと思います。
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by ietaka-karatsu | 2005-04-22 01:44 | 健康

4/19 自然の原理と人間の営み

私の知り合いに、無農薬、有機栽培の野菜や果物にとてもこだわっている人がいます。

「なるべく人間の手の加わっていない、自然のものがいい」
「無農薬の天然ものがいい」

多くの人がそう考えています。
そのとおりです。間違いではありません。

人間の営みは、自然の原理や法則にしたがっています。
ですから、人間の手の加わったものは、天然のものに比べて、人体に有害と言えます。

このことを頭に入れて、以下のアドレスに公開されている映像をごらんになってください。


こちらをクリック


ここに公開されていること。

これが自然の原理に一番反していると思うのは、私だけでしょうか?

人間の手がここまで加わっている物は、他に存在しません。

「体にいい?」
「スタミナ元?」
「良質なたんぱく質?」

すべて後から無理やりくっつけている理由です。


このような最も自然に反する行いの結果が、人体に有益なものをもたらすでしょうか?


農薬、添加物、遺伝子組み換え野菜がとてもかわいく見えてきます。

癌、心臓病、糖尿病、高血圧。
肉食が多くの病の原因になっています。
最近では、狂牛病、鳥インフルエンザなどが、我々に肉食の有害性を訴えています。

しかし、それらの“自然の声”も多くの人には届いていません。
人類は、まだまだ、肉食の害に苦しむ必要があるのかもしれませんね。


今回の内容は、受け入れられない人もいるかもしれません。
それぞれで感じてくれればいいと思います。

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by ietaka-karatsu | 2005-04-19 23:57 | 健康

4/18 健康になれる人とそうでない人

あるところに、食べすぎ、飲みすぎの結果、とても重たい病気になってしまった一人のお金持ちがいました。

彼は、健康を取り戻すことにはとても意欲的です。
毎月、莫大なお金を、病院の治療費や健康食品などにつぎ込んでいます。

しかし、自分の欲望を満たすことは、いっさい止めようとしません。
飲んで食べての生活は改善しませんでした。

彼は果たして、健康を取り戻すことが出来るでしょうか。

もし、彼が自分の欲望を満たすことを、ほんの少し抑えたとしたら、ほんの少し体が回復するでしょう。
もし、彼が自分の欲望を満たすことを、かなり抑えたとしたら、かなり体が回復するでしょう。
もし、彼が自分の欲望を満たすことを、完全に抑えたとしたら、完全に体が回復するでしょう。

しかし、彼はこのことに気が付いていません。つまり、彼は健康を取り戻すに値しない人間だということです。

人間の営みは、自然の原理や、宇宙の絶対的な法則にしたがっていて、その原理や法則は、みなに平等です。
これが、お金持ちの人間が決して、必ずしも幸せでない理由の一つです。

我々が受け取ることが出来る物は、我々がそれを受け取るに値するときだけなのです。
つまり、健康を手に入れたければ、それなりの欲望を犠牲にしなければ、決して手に入れることは出来ません。

例え、薬や健康食品により、ほんの僅かな期間、体が回復したように思えたとしても、自然の原理や法則を無視すれば、すぐに元の悪い状態に戻るでしょう。


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by ietaka-karatsu | 2005-04-18 09:23 | 健康

4/15 薬で病気は治らない その⑤

前回は、色々な症状から、どの内臓が悪いかを判断し、それをケアしていくのが大切というお話でした。

内臓のケアの方法は、それぞれです。
東洋医学では、漢方薬、針灸、整体、気功などで内臓の機能の回復を図ります。
とても有効です。西洋医学にはない、いわゆる”体質改善”をになう側面があります。

しかし、東洋医学も万能ではありません。

例えば、頭痛に悩んでいる人がいるとします。
その原因が肝臓からきているとわかりました。

東洋医学的な治療で、肝臓の機能を回復させることはできるかもしれません。
その結果、頭痛は改善されるでしょう。

しかし、なぜ肝臓が悪くなったのか、そこまで原因を追究してそれを改善しない限り、多くの人は、再び肝臓を悪くするんです。

その結果、また頭痛に悩むということになるんですね。



今まで、散々、病気を治すのは医者でもなければ薬でもない、というお話をしてきました。
そして、当然、我々治療師でもないんです。
では病気はいったい誰が治すのでしょうか?


答えは「あなた」です。あなたしかいなんです。


手術や外科的な治療によって、命の危険を回避できたとしても、それは本当の意味で“病気が治った”とは言えません。

東洋医学によって、一時的に内臓の機能が回復しても、元に戻ってしまうのでは意味がありません。

病気になるには必ず原因があります。
その原因を改善しなければ、本当の意味での治癒とは言えません。

病気になったら、何がいけなかったのか、どんな間違った生き方をしたのか、きちんと反省しそれを正す。

病気を治すには、これしかないんですね。


今回の記事はいかがでしたか?

面白かった、参考になったと思う人意外は、クリック禁止です。(笑)
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by ietaka-karatsu | 2005-04-15 09:59 | 健康

4/12 薬で病気は治らない その④

今までは、病気を治すのは医者でもなければ薬でもない、というお話でしたね。
では、いったいどうすれば病気を治せるのでしょうか?


だるい、 疲れやすい、 肩こり、 腰痛、 目の疲れや乾燥、 便秘、 唇や皮膚の乾燥、 のどの渇き、 寝つきが悪い、 トイレが近い、 口内炎、 皮膚炎、 胃炎、 鼻炎、 関節炎 などなど。


これらの様々な症状は、いわば病気になる一歩手前の段階です。
これらの症状を取り除くこはとっても簡単。
薬を飲めばあっという間に症状は治まります。

けれど、実はいろいろな症状は、内臓のトラブルを表面に表しているんです。
つまり、内臓のトラブル信号なんですね。

その信号を無視して、薬で症状を押さえ込んだとき、内臓がいったいどれだけ苦しんでいるかわかりますか?

薬を飲みつづければ、内臓は、その苦しみをさらに強い痛みや症状によって訴えてきます。
恐ろしいことに、多くの人は、もっと強い薬で押さえ込むということをやっています。

コレ、実はとっても恐い話です。

“内臓”には口がありません。ですから、トラブルをいろいろな症状を表面に出すことによって、我々に伝えているんです。

ですから、表面に出た色々な症状から、いったいどこが悪いのかを判断し、その内臓のケアをしていくことが大切なんですね。



なるほど!よくわかった!
 
難しくてよくわからない!(← こういう方は、コメント欄に質問をどうぞ。お答えできる範囲でお答えします。)


写真は2歳8ヶ月の娘です。将来は彼女も整体師?
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by ietaka-karatsu | 2005-04-12 23:34 | 健康

4/10 薬で病気は治らない その③

続きです。
前回は、病院は、検査と診断は充実しているが、肝心の病気を治す方法については、とても頼りないというお話でした。

今回は医療制度について、少しお話しましょう。

現在の医療制度は、病気を予防する方法の指導や、病気を根本から治す方法の指導には、ほとんど価値を認めていません。

手術の手技により多くの点数が付きます。
薬を多く出すほど、たくさんの点数がつくようになっています。
(点数の十倍が金額になります。例、調剤基本料59点 → 590円)

つまり、ぶっちゃけますと、病気を早く治すよりも、長引かせ、より多くの薬を出す方が、病院や薬局にとって収入が増えるシステムなのです。


病院の一番の目的は、診断です。つまり病名をつけることです。

製薬会社では、どの病気にはどの薬を使い、点数がどれくらい付くというガイドブックを作り、医者に配っています。
つまり、言ってしまうと“診断さえつけば、製薬会社の指示により薬を出せば終わり”ということなのです。

どの薬を使うか。また、どれくらいの量の薬を購入するかは、当然、製薬会社と医師とのやり取りになります。

旅行に招待したり、現金や品物で医師に還元(リベート)するということも、当然でてきます。
実際、私が働いていた薬局にも、そういった話が来たことがあります。(薬剤師にも多少そういった話が来るのです。)

そして、安定した病院経営や、高収入を維持するために、必要以上の処置や薬を使うということが、当然のように行われているのです。


今回の話は、医療関係者からクレームが来そうですね(笑)。


今回のお話は参考になりましたか?はい いいえ
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by ietaka-karatsu | 2005-04-10 01:24 | 健康

4/7 薬で病気は治らない その②

前回は、薬はただ単に表面に出た症状を抑えるだけで、病気を治療するものではないことをお話しました。

ある症状に対して、その症状を和らげる治療方法を、「対症療法」といいます。
これも、前回お話しましたね。

現在、病院で行われている治療のほとんどが、対症療法です。

診察 → 病名の決定 → その症状を抑える薬の処方 といった流れですね。

検査や診察は非常に高度です。最先端の技術を行く機械を使い、患者さんの状態を数値で表します。そして、異常が見つかれば病名が決まります。


しかし、患者さんにとって複雑な検査や難しい病名は、はっきり言ってどうでもいいんです!!

重要なのは、どうやってその病気を治すか、ですよね。


しかし、肝心のこの部分が一番頼りないわけです。
「とりあえず、症状を抑えて、様子を見ましょう」というのがほとんどの病院の対応です。

もちろん、病気の根本からの改善を指導している病院が全くないとは言いません。
しかし、薬や処方箋を出されておしまいという所がほとんどですよね。

なぜかというと、政府からお金が出るのはここまでだからです。その後の指導に対してはお金になりません。
お金にならないことをしていては、病院の経営は成り立たちません。

つまり、ぶっちゃけると、「検査と診断、それから症状を緩和するまでは面倒見ます。それから先は、自分でなんとかしてください」ということなのですね。

つづく。

今回の記事は参考にになりましたか?はい  いいえ
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by ietaka-karatsu | 2005-04-07 01:14 | 健康

4/4 薬で病気は治らない その①

みなさんは、薬について考えたことありますか?

体の具合が悪くなったとき、みなさんは病院へいきますね。
救急の場合はもちろんですが、少し具合が悪いときでも、心配だからとりあえず病院に行く、という人がほとんどだと思います。

そこで診察を受け、最後にいくつかのお薬を出されて、一安心といったところでしょうか。

でも、みなさんに知っておいて欲しい重大なことがあります。

特に、今現在、病院でだされた薬を飲んでいる方。
また、その他にも薬局等で買った薬を飲んでいる方は、知っておいてください。

 実は、ほとんどの薬は、病気を治すためのものではないのです。
 ほとんどの薬は、症状を抑えるためのものです。

当たり前のことのようですが、知らない人が意外と多いのに驚きます。

以前、風邪薬は風邪を治すためのものではないことを紹介しました。
今回はその他の薬についてお話しましょう。

鎮痛剤

脳の痛みを感じる部分を働かなくします。
頭痛、生理痛、歯痛などに利用されますが、単に痛みを抑えているだけです。
当然、痛みの原因を改善するものではありません。一番解りやすい例かもしれませんね

 胃薬

色々な種類がありますが、一般的に、痛みを止めるタイプと、消化を助けるタイプの二つに分けることができます。
 痛みを止めるタイプは、出すぎた胃酸を抑えたり、中和したりします。
後者は、消化酵素によって、食物の消化を補助します。

いずれも、その時の症状を一時的に改善するだけにすぎません。

 降圧剤

 こちらも、色々な種類があり、それぞれ作用の仕方が違います。
ですが、いづれも薬の力で無理やり血圧を下げているだけにすぎません。

 当然、薬をやめれば血圧は上がります。
飲み続ければいづれ“薬を飲まなくとも血圧が正常値に落ち着く”ということはありません。

糖尿病薬

糖の吸収を抑えたり、膵臓からインシュリン(血糖値を下げるホルモン)の分泌を促したりするものがあります。

後者は、弱った膵臓から無理やりインシュリンを絞りだします。
これなどは、はっきり言って、瀕死の駄馬にムチを打っているようなものです。
薬を飲めば、あくまで、数字の上では血糖値が下がるということです。

睡眠剤

薬の力によって、脳の一部を働かなくさせ、睡眠へ導きます。
その名の通り、飲めばその時は眠れます。ですが、不眠症を改善する作用は全くありません。

キズ薬(消毒薬、化膿止め)

塗ればキズが早く治ると思っている人が多いのですが、実際はキズ口から菌が入り込まないように殺菌、消毒しているだけです。
つまり、これ以上悪化しない様に処置しているにすぎません。

抗真菌剤(水虫薬)

水虫の原因菌である“カビ”を退治する薬です。とは言っても10割全部の菌を退治できるわけではなく、実際に退治できる菌は一部だけです。

ですから、水虫薬を使い続けているのに、いつまでたっても治らない人がたくさんいます。

湿疹、皮膚炎薬

炎症を抑え、皮膚の赤みとかゆみをとります。
塗れば赤みとかゆみは治まりますが、皮膚炎の原因を改善するものではありません。

湿布薬

肩こり、腰痛、打ち身、ねんざ等によく利用されます。
ですが、これも単に痛みを抑えているだけです。

鎮痛剤の貼り薬版と思ってください。最近は、ゲル状、液状など色々なタイプがありますが、これも型が違うだけで、作用は貼り薬と一緒です。


ざっと、薬の作用を説明してきましたが、こういった、ある症状に対して、その症状を和らげる治療方法を、「対症療法」といいます。

つまり、すべての薬は、症状をやわらげるためのものであって、病気を治すためのものではないんですね。

今回はここまで。
写真は、私が深夜アルバイトしている薬局の調剤室です。

今回の記事が面白いと思った方はここを…

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by ietaka-karatsu | 2005-04-04 20:33 | 健康